端子が差し込めることと、その電源が安全に使えることは同じではありません。試し差しや通電はせず、電子楽器本体とアダプターを別々に記録して、指定型番と仕様を取扱説明書またはメーカー情報で照合します。コードの裂け、プラグの変形、焦げ・変色、前回使用時の異常な熱、充電式電池の膨らみが疑われる物は、照合より先に接続・充電を止めます。

接続前の停止条件: NITEは、電源プラグやコードの変形・破損などを点検し、異常があれば使用を中止するよう案内しています。充電式のリチウムイオン電池が膨らむ、異常に熱いなどの場合も、経済産業省の案内に従って使用・充電を中止し、販売店や製造・輸入事業者に相談してください。写真を撮るために押し戻したり、分解したりしません。

本体と電源を別々に撮影する

順番 確認すること 次へ進む条件
1. 停止確認 コード・プラグ・電池の異常 疑いがあれば接続しない
2. 本体記録 管理記号・電源表示 無理なく見える
3. 電源照合 指定型番・仕様・保管経緯 公式情報と一致する
4. 周辺整理 ペダル・ケーブル・借用品 本体との組を説明できる

本体全体から電源表示へ近づく

最初に電子楽器全体と管理記号を撮り、同じ写真番号の組として、安全に見える範囲の電源端子と表示を撮ります。大型電子ピアノの背面や底面を見るために一人で動かしません。読めない文字や数字は補わず、「底面は未確認」のように見られなかった位置を残します。

アダプターも両面とコードを記録する

アダプターは全体、表示面、端子、コード、プラグを順に撮ります。外観が似ていても純正品・対応品とは書かず、複数ある時はA、Bのような無意味な管理記号で分けます。写真を共有する前に、住所や氏名などが写っていないかも確認します。

公式仕様と手元資料で照合する

電圧等を自己判断で読み替えない

確認先は、本体の取扱説明書、メーカーの商品・サポート情報、メーカー窓口の順です。表示の電圧、電流、極性、端子、指定型番の一部だけが一致しても、使用できるとは決めません。意味が分からない記号は写真と一緒に問い合わせ、回答元と確認日を記録します。

中古購入時の同梱を純正根拠にしない

中古購入時に箱に入っていたという事実は、メーカー指定の電源である根拠にはなりません。購入記録や商品説明と、現行のメーカー情報を別々に確認します。指定情報までたどれなければ、「入手時に同梱」「適合未確認」の二つをそのまま査定先に伝えます。

接続前に傷みと保管状態を見る

被覆・端子・プラグの異常を観察する

コードの裂けや強い折れ、プラグの変形、焦げ・変色、前回使った時の異常な熱が疑われる物は接続しません。NITEの電源プラグ・コード事故の注意喚起を確認し、原因や修理方法を自分で決めず、販売店や製造・輸入事業者等に相談します。テープで覆って正常品として同梱もしません。

電池室を無理に開けない

電池を使う機器は、取扱説明書で電池の種類と外し方を先に確認します。充電式のリチウムイオン電池が膨らむ、異常に熱いなどの場合は、経済産業省の製品安全案内に従って使用・充電を中止します。外せない電池を押す、穴を開ける、写真のために分解することはせず、製造・輸入事業者等に相談します。

ペダル・ケーブル・周辺機器を枝分けする

端子形状だけで組を決めない

ペダルや信号ケーブルは差し込み形状が同じでも仕様が異なることがあります。本体記号の枝行として、表示、長さ、保管場所、購入時の組を残します。動作確認を行っていない物は未確認とし、故障と書き換えません。

借用品と汎用品を付属品に含めない

家族やバンド仲間から借りたケーブル、別機器でも使う電源タップ、汎用スタンドを査定品に勝手に含めません。所有者と返却先を記録し、本体に付ける物、自宅に残す物、確認待ちを分けます。氏名は共有範囲を限定します。

査定・再開前の確認票を閉じる

通電したかどうかを明記する

正常に動く、故障しているという二択だけでなく、未通電、公式手順で確認、専門先確認済みを分けます。通電した場合も日時、使用した電源、確認範囲を残し、一回の結果を今後の安全保証にしません。

本体と付属品を別梱包にし過ぎない

輸送や持込で同じ組と分かるよう、本体記号と付属品袋を対応させます。ただし硬い電源を鍵盤や本体に直接当てず、梱包は査定先の指定に従います。管楽器の付属品確認と同じく、私物を除いてから引渡しへ進みます。

照合の完了は、純正品と言い切れることではありません。どの本体に、どの電源を、何の資料で対応させたかを説明できれば、確認票は閉じられます。今日は接続せず、本体とアダプターを一組だけ別々に撮ってください。指定情報へたどれない物や異常が疑われる物には「接続しない・確認先」を残します。